私は2007年10月24日から30日まで、私の勤めている相愛大学の要請で、中国の杭州、北京、長春、瀋陽を訪問しました。日本文化学科の孫 久富教授と一緒でした。というよりも、孫教授のお供をしたというところでしょうか。
杭州は気候温暖で人々もゆったり暮らしているようでした。飛行機が空港に近づくと、たくさんの家の上に尖塔のようなものがあるのが目に入り、始めはキリスト教会だと思いました。しかしあまりに多いので、こんなに教会がたくさんあるわけがないと思ったところ、迎えに来た学生が、あれは農家で、お金持ちである事を誇示しているのだと説明してくれました。日本では農家がお金持ちになると出来るだけ伝統的な家を建てるのと対照的だと思いました。おそらく滋賀県の旧家に見られる「うだつ」と同じような感じのものでしょうか。
浙江工業大学外国語学院の日語語言文学系主任の徐萍飛教授の迎えを受け、学生20人ほどに筆記試験と面接試験をしました。筆記試験ではみな一生懸命で、本当に日本に来たいのだな、と感じました。面接では、一人一人が緊張していて、外では終わった人とこれからの人がいろいろ情報を交換していました。私については何を言われていたのでしょうか。二日目にも試験が続いて、結構疲れましたが、中国の若い学生さんと話す機会を持てて、本当に楽しかったです。また相手の大学も私たちを大歓迎してくれて、滞在した二日とも夕食会を開いてくれました。中国の人たちの温かい気持ちが伝わってきました。(続く)
